******************************************************************** 【 ソフト名 】 チョイ鍵PLUS! 【バージョン】 2.2.0 【最終更新日】 2012年1月9日 【 作 成 者 】 MayaTakimoto(山田知輝) 【 動作環境 】 WindowsXP,Vista,7で正常動作を確認 【 メ ー ル 】 allerbmu.reverse@gmail.com 【 U R L 】 http://allerbmu.aikotoba.jp/ ******************************************************************** 【はじめに】 チョイ鍵PLUS!は以前まで私が作っていたファイル暗号化ソフト 「チョイ鍵!」の後継です。より整理されたUIと、より強化された機能で、 より使いやすくなりました。といってもまだまだ他のファイル暗号化ソフト には敵わないのが現状ですが…。 チョイ鍵PLUS!はフリーソフトです。よって、無償・無保障で提供されます。 個人、団体の別は問いません。 ただし、それらの著作権は Maya Takimoto こと山田知輝が保有しています。 このソフトウェア及び関連するファイルの使用、操作により生じたいかなる 損害にも、作者は責任を一切負うことはありません。 X11(MIT)ライセンスに基づき、チョイ鍵PLUS!の実行ファイル及びこれを 含むパッケージについては、改変・再配布を許可します。よろしければ、 作者であるMaya Takimotoに事後でも良いので連絡をお願いします(強制では ありませんが)。また再配布の際はこのファイルとライセンスファイルを 同梱してください。 動作確認はWindows7 SP1(32bit)とWindowsXP SP3にて行なっていますが、 Vista、2000、Me、98などでも動作はすると思います(なでしこが動くので)。 このソフト自体はフリーソフトですが、寄付は大歓迎です。寄付して くださるという方は同梱のdonate.txtをお読みください。 本ソフトで使用しているdnako.dllやnako*.dllは、なでしこの作者である クジラ飛行机氏から提供されたものであり、それらの著作権はクジラ飛行机氏 にあります。 【中身】 ezkeyplus2.exe … チョイ鍵PLUS!の実行ファイル keyopener3.x.exe… 復号化専用ソフト(他者とファイルを する時には同封してください) ReadMe.txt … これ TheMITLicense.txt… X11(MIT)ライセンスの条文 addSendTo.vbs … 「送る」に登録するスクリプト delSendTo.vbs … 「送る」から削除するスクリプト connect.bat … 暗号化ファイルをKeyOpenerに関連付ける unconnect.bat … 暗号化ファイルとKeyOpenerとの関連付けを解除する +logfile 【使い方】 解凍してできたディレクトリを任意の場所に置けばOKです。付属のconnect.bat を使用すると、暗号化ファイルをKeyOpener3に関連付けることができます。 関連付け解除は同じく付属のunconnect.batを使用すれば可能です。 Ver2.2.0からはアイコンへのD&Dに対応させ、起動後はD&D不可にしています。 ショートカットを右クリックメニューの「送る」に入れておけば楽ちんです。 簡単に「送る」に登録できるスクリプトを同梱しています。 起動後はプルダウンからモードを選び、任意でチェックボックスをオンにして 「実行」をクリックするだけです。 以下で機能別に詳しく説明していきます。 *チョイ鍵! 旧チョイ鍵!から受け継いだ暗号化機能です。ファイルデータ を暗号化し、正常に開けなくします。本ソフトには3つの暗号化 モードがあります。 ●鍵ドライブあり 使用可能なドライブの中から任意で一つを選択します。すると そのドライブのシリアル番号を元に自動でパスワードを作成し、 それを使用してAES暗号化します。暗号化されたファイルは ".ezk"という拡張子になります。 Cドライブなどを鍵ドライブにすると、他のPCでは復号化できなく なります。またリムーバブルメディアを鍵ドライブに設定すると、 そのメディアが接続されていない限り復号化できなくなります。 KeyOpener3で復号化する際は、鍵ドライブの候補が一覧表示され ますが、アルファベットのみの入力で構いません。 作者はUSBメモリに入れて使うことを想定しています。それがこの ソフトを有効に使うことになるからです。USBメモリを鍵にする… これがやりたかった。 ●パスワードあり 普通の暗号化ソフト同様、パスワードを設定して暗号化することも できます。暗号化されたファイルは".ezw"という拡張子になります。 ちなみに、覚えやすいパスワードにしても、内部処理で複雑な 文字列に変換しているので一応安全です。でも文字数は最低 8文字以上は必要。またあまり過信してしまうのも考えものです。 ●鍵ファイルあり アタッシェケースのパスワードファイル機能の真似です。選択した ファイルのSHA1文字列を元にパスワードを作成し、それを使って AES暗号化します。通常使用では鍵長や使用文字種などの観点から 最も強力だと思います。ただし鍵ファイルを変更したり無くしたり すると復号化できなくなってしまいます。暗号化されたファイルは ".ezf"という拡張子になります。 復号化はKeyOpener3から行います。付属の connect.bat を実行 すればKeyOpener3に関連付けされ、暗号化ファイルを開くだけで 復号化が実行されます。 アイコンにディレクトリをD&Dした場合、ディレクトリ内のすべての ファイルを暗号化します。 *圧縮! 文字通りの圧縮機能です。フォルダを圧縮する場合は「ディレクトリ 圧縮」にチェック。YZ1、ZIP、7zの3形式に対応してますが、DLLを 別途導入する必要があります。統合アーカイバプロジェクトなどから ダウンロードし、パスの通ったところ(例…C:\Windows\System32) もしくは本ソフト(ezkeyplus2.exe)と同じディレクトリに放り込んで おいてください。 必要なDLLは、YZ1.dll、7-zip32.dllの2つです。 アイコンへのD&Dから利用した場合、フォルダは自動で認識されるので チェックは不要です。 統合アーカイバプロジェクトホームページ http://www.csdinc.co.jp/archiver/ ちなみに…YZ1は処理速度が速い、ZIPは7-zip32.dllを使うため圧縮 率が少し高め、7zはダントツの圧縮率を誇るけどやや遅い、などの 特徴があります(環境によって多少変わるかも)。 通常使用ではZIP圧縮をおすすめします。 Ver2.2.0から自己解凍書庫の作成が可能です。これまでは他者との ファイルのやり取りが不便でしたが、だいぶ解消されたと思います。 ただしZIP圧縮での自己解凍書庫作成はサポートしません。YZ1圧縮 で自己解凍書庫を作成する場合は yzdec.exe が、7z圧縮で自己解凍 書庫を作成する場合は7z.sfxがそれぞれ必要になります。前者は上 の統合アーカイバプロジェクトで yz1.dll を落としてくれば同梱 されています。後者は 7-Zip の最新版のアーカイブ内に同梱されて いますので、インストーラを解凍して中身を取り出すか、7-Zipを インストールすれば入手できます。どちらも本体(ezkeyplus2.exe) と同じディレクトリか、パスの通ったところ(例…C:\Windows\System32) に置いておいてください。 YZ1形式での圧縮には、公開鍵暗号方式が利用できます。圧縮前に 復号に必要な秘密鍵がダイアログで表示されるので、メモなど して忘れないようにしてください。 解凍もKeyOpenerからできます。解凍ソフトが無い場合も安心です。 *時間操作! PLUS!でついた新機能で、ファイルの作成日時、更新日時、アクセス 日時を変更できます。某大阪地検の検事みたいな使い方はしてはいけ ません。入力ダイアログでは例に倣って入力しましょう。またログを 残すこともできます。logfileフォルダは削除しないでください。ログ を削除する場合はフォルダごとではなく中のファイルだけ削除して ください。